封印テクニック
(※ Lv1モンスの捕獲を前提に話を進めていきます。)
捕獲における優先度
捕獲に関係しているものといえば、「精霊の盟約」、モンスカード、封印カード、Lv1ポイントなど色々ありますが、捕獲するときには一体何が重要なのでしょうか?
私は捕獲にあたって、次のような優先順位をつけています。
職が封印である > Lv1ポイント > モンスカードの種類(緑 or 銀) > 封印カードのランク > LPの削り具合 > (越えられそうにない壁) > 精霊の盟約(※Lv10含む)
以下、解説です。
●封印術士か否か
まず、職業が封印術士か他職かで封印成功率に大きな差が出ます。その差は、Lv1モンスと銀モンスを捕獲するときに出ます。
特に、他職での銀モンスLv1の捕獲は、まず無理だと言われるほど極めて困難です。封印術士の次に盟約が伸びる同じペット系職の調教術師でも数十〜百枚単位の封印カードを必要とするからです。
恐らく封印術士という職そのものに「封印成功率+ ○○% (50%に近い2ケタ?)」といった特権みたいなものが設定されていると考えられます。
封印以外の職で捕獲の経験がない人は、この恩恵にはなかなか気づかないかもしれません。
●Lv1ポイント
例外(入手経路が捕獲以外のもの)を除き、Lv1モンスは、そのモンスターの生息地内の特定エリアにのみ出現します。この場所が分からないと、Lv1を捕獲することは出来ません。
各モンスターのLv1ポイントについては、使魔研さんやCG Islandさんなどを参照してください。
●モンスカードの種類
モンスカードは、緑 、銀
、金
と3種類あります。
上にも書いていますが、銀モンスの捕獲は緑モンスに比べて封印成功率がかなり落ちます。成功率が落ちるということは、封印カードを多めに持っていく必要があるので、捕獲の準備段階で重要だと言えます。
(※私が引退したときには金モンスの捕獲は出来なかったので、金モンスの捕獲については不明です。)
●封印カードのランク
私はランク1〜4までしか使っていませんが、1と4だと明らかに封印成功率が違います。失敗が許されない捕獲では、ほとんどランク4の封印カードを使っていました。
これは盟約とは違って明らかに実感できるので、封印カードのランクが高いほど封印成功率が上がると思います。
●LPの削り具合
LPを削らなかった場合、100%捕獲できません。ダメージを与えてから封印成功率が発生します。当然、削れば削るほど捕獲しやすくなります。これは誰もが実感していると思います。LP削りに「ヴェノム」(毒単体)が定番なのは、この理由からですね。
封印カードのランクとLPの削り、どちらの優先度が高いか悩みましたが、多少強引な捕獲が出来る点で封印カードのランクのほうが上だと判断しました。
●スキル「精霊の盟約」
既に解説しているので詳細は省きます。盟約よりも上に書いてあることの方が重要なので気にしなくてもいいです。
失敗から学べ!
人より封印が上手くなりたかったら、己にできることは一つ。
ミスをしないことです。
捕獲をしていると様々なことが原因で失敗することがあると思います。その失敗を繰り返さないことがとても大事。
そこで、よくある失敗例を元に解説します。
- 忘れ物
- 一番多いのが、封印カードを持っていくのを忘れて現地で気がつくというパターン。
- 使い魔枠の空きがない
- 現地に使い魔を5体持って来てしまったというパターン。手持ちの使い魔は5体まで持つことができますが、空きがないと封印は不可能です。
- LP削りミス
- Lv1モンスにオーバーダメージを与えてしまい死なせてしまうパターン。原因は削り方によって色々あります。
- 使い魔の命令無視による誤殺
- 使い魔が「No!」と言いながら勝手な行動を取り、Lv1モンスを死なせてしまうパターン。忠誠値(HMG)が80を切ってる使い魔は、常にこのリスクがあります。
- 逃げられた
- モンスターの中には逃げ出すものがいます。ピュアミミック(純耳)、フェイクラット(赤ネズミ)、ポケットドラゴン(ポケドラ)などがそうです。
- 「混乱」状態による誤殺
- 自キャラ、使い魔、PTメンバーなどが「混乱」させられ、制御不能のためLv1モンスを死なせてしまうパターン。「抵抗」スキルがあればリスクは下げられます。
- Lv1確認ミス
- Lv1モンスがいるかどうかは、モンスターの上にカーソルを置いて1体ずつ調べていく方法しかありません。数が多いとかなり面倒です。面倒くさいからといって確認を怠り、ホントに出たときに誤って死なせてしまうというパターン。
- PT捕獲ゆえのミス
- 上の「Lv1確認ミス」とかぶるのですが、PTで捕獲に行くと封印術士だけではなく、PTメンバー全員にLv1確認をしてもらう必要があります。メンバーが確認をしなかったために誤って死なせてしまうパターン。また、使い魔の命令無視、「混乱」のリスクが増えます。
【まとめ】
運の要素が絡むものを除き、失敗のほとんどがケアレスミスです。当然、これらのミスをなくすだけでも捕獲率は上がります。
数時間かけて、やっと出現したLv1モンスを自分のしょーもないミスで死なせてしまったときほど悔しいことはありません。悔しかったら同じミスはするなということです。
ソロ逃げ捕獲
Lv1モンスの捕獲は、長時間に及ぶことが多く、リアルの生活時間を圧迫するので、できれば捕獲作業は短時間で終わらせたい。忙しくてネトゲを長時間プレイできない人にとっては切実な問題です。
そこで、Lv1モンスを短時間で捕獲するにはどうすればいいのかを考える必要があります。
モンスターのLv1は一定の確率で出現するので、単純に考えると戦闘回数を増やせば確率を上げることができます。戦闘回数を増やすには「逃げる」しかない。戦闘の度に逃げるのだから、PTだと全員逃げられるまでに時間がかかりすぎて無理。
となると ソロ逃げ捕獲 が一番手っ取り早い方法ということになります。
また、逃げ捕獲だと戦闘を回避するわけなので、敵をすべて倒して捕獲するよりも捕獲難易度が大幅に下がるというメリットがあります。巨人単独捕獲なんて芸当も、逃げ捕獲だから可能だったわけです。
しかし、この方法は名声値が下がるという大きな欠点があります。戦闘から逃げる行為は、名声値を下げてしまうからです。名声値は、見習からランクアップしていく条件に絡んでいるので、師範クラス以外の人に「逃げ捕獲」はオススメできません。
それと、「逃げ」には足の早さが重要です。敵に攻撃されてから逃げるような鈍足キャラでは、すぐに死ぬので無理です。
ちなみに、私は封印術師範で名声が「忌み嫌われる者」(名声最低値)なのですが、この状態で封印術士ギルドのマスターに話しても、「名声が足りない」とは言われますがランクダウンすることはありませんでした。
もし、師範クラスを維持するのに常に名声を保つ必要があったら、この方法は使えなかったでしょうね。
(参考資料)
Lv上げPT募集に参加して、ついでに捕獲も♪とか考えている人は必読です。
究極の封印
ぶっちゃけ、捕獲はこの一言に尽きる。
「2ターンで捕れ!」
1ターン目で削って、2ターン目で封印。捕獲はこれがすべて。いやマジで。
「じゃあ、2ターンで捕るにはどーすんの?」ってのを、今まで説教オヤジみたく長々と説明してきたわけ。キャラ作りも、逃げ捕獲も、LP削りに全体魔法を使ったのも、書いてあることはぜーんぶこれを実現するためですよ。
結局、Lv1の捕獲なんて運の要素が大きいわけだし、失敗とかのリスクを最小限に抑えようと思ったら、2ターンで捕るしかない。常に2ターンは無理にしても、最速2ターンで捕獲できるような体勢を整えておけば、どんな捕獲にも対応できるでしょ?
「リアル数時間かけて封印失敗しました」なんて笑えませんよ、アホらしくて。
「Lv1が出たら絶対に捕れ!」
「捕れたらラッキー♪」とか甘ったれたこと言ってるようじゃ、リアルの時間を無駄にするだけ。
捕獲に行ったら絶対に捕ってくるぐらいの気持ちでないと上手くはならない。
要は「気合い」の問題。
捕獲は「運」の要素が大きいけど、それ以外は己の「腕」(テクニック)が重要になる。
私が持ってる知識とテクニックは、ここに書いたので、あとは自分で調べて考えて欲しい。
そうすれば、封印術士の頂点が見えてくるだろう。
健闘を祈る。